ウェルカムボックスとは
「ウェルカムボックス」とは、企業から新入社員に向けて贈る従業員向けアイテムのギフトセットです。
企業のロゴ入りアイテムや、業務に役立つビジネスグッズ、オンオフ問わず使える便利な日用品などをワンパッケージにし、企業からの歓迎の気持ちを込めて贈ります。
新入社員ギフト、オンボーディングボックス、入社キットなどさまざまな呼び方がありますが、基本的にはすべて同じものです。
ウェルカムボックスは単なる贈り物ではなく、「これから働く企業をより好きになってほしい」という思いを伝える側面と「すぐに実務で使える実用品」としての側面を併せ持っているのが大きな特徴です。
海外では人事施策の一環としてすでに一般的に用いられていますが、近年ではここ日本においても、コロナ禍におけるリモートワークの普及などをきっかけに採用する企業が増えてきています。
今後は少子化などの影響により人材確保のための取り組みがより一層重要となることから、ウェルカムギフトを取り入れる日本企業はますます増えていくでしょう。
ウェルカムボックスの導入により得られるメリット
1.新入社員への歓迎の気持ちを伝えられる
新入社員のために特別に用意されたウェルカムボックスは、「ようこそ我が社へ！これから一緒に頑張りましょう」という歓迎とエールの気持ちを伝えるのにうってつけです。
入社を記念して贈られるウェルカムボックスには、顔と顔を合わせて行う歓迎イベントやオリエンテーションなどと同等の価値があります。
社員の名前入りアイテムやこれから一緒に働く先輩社員からのメッセージカードなど、パーソナライズされた要素を含めればより一層「自分の入社が歓迎されている」と感じてもらいやすくなるでしょう。
2.従業員エンゲージメントの向上
従業員エンゲージメントが高まると会社への愛着や帰属意識が芽生え、「この会社に貢献できるよう頑張ろう」というモチベーションアップが期待できます。
特にリモートワークがメインとなる企業においては、ウェルカムボックスによって会社の一員になったという実感が得られやすくなるでしょう。
従業員エンゲージメントの向上は、新入社員の離職率低下や業務に対する意欲の増加を考える上で非常に重要な課題です。
3.オンボーディング（業務への導入教育）の円滑化
名刺入れ、社員証ホルダー、ステーショナリーなど業務に必要なアイテムがセットになっているウェルカムボックスは、入社後の研修をスムーズに始めるのに役立ちます。
新入社員に最低限用意しておいてもらいたいアイテムをウェルカムボックスとして配布することは、企業にとっても新入社員にとっても大きなメリットになるでしょう。
リモートワークか出社するか、勤務形態によっても必要なアイテムは異なるため、研修スケジュールなども加味してアイテムを選びましょう。
ウェルカムボックス導入時のポイント
ウェルカムボックスを導入する際は、以下の点を十分吟味しましょう。
1.具体的な内容について
まずはウェルカムボックスの具体的な内容を決めましょう。
ウェルカムボックスのメリットを最大限に活かすためには、選択するアイテムの数や品質、種類、デザインなども重要になります。
前述の通り、社員の勤務形態によって適したアイテムが変わることにも留意が必要です。
さらに、ウェルカムボックスを会社で手渡しするのか自宅へ郵送するのかによって、ボックスのサイズや重量、郵送する場合は配送にかかるコストなども加味しなければいけません。
限られた予算の中で、どのようなアイテムをどのように渡すのかを総合的に検討しましょう。
2.発注先について
内容が決まったら、発注先の選定に入ります。選定に当たっては以下の点を意識しましょう。
・商品の品質、仕上がり
・対応の迅速さ、柔軟さ
・発注単位
商品そのものの品質はもちろん、問い合わせに対する返答の早さや、アイテムへの要望や運用方法についての相談にどの程度乗ってもらえるかといった点も基準になります。
また、新入社員の採用人数は業績や中長期計画に基づいて変動するのが一般的です。
企業によっては新卒採用よりも中途入社が多く、ウェルカムボックスが必要となる時期すら定まっていないケースもあるでしょう。
新入社員の人数や入社時期に合わせて、1点からの少数発注が可能かどうかも重要なポイントです。
まとめ
ウェルカムボックスは、企業への帰属意識や愛着を高め、人材流出を防ぐ一助となる重要な人事施策のひとつです。
弊社では事業内容や社風にかかわらず汎用性の高いアイテムを厳選したウェルカムボックスを取り扱っております。
ご注文は1点から、100個以上の大量発注や社員様のご自宅への個別配送も可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
